今年の黒豆はできたほうが不思議?(2018年10月14日)
神様、どうぞ豆を膨らませてください。苦しいときだけの神頼みです。すみません---
日に日にふくらんできたような。産毛もはっきり
この日、一株を抜いてゆでてみました。
モンペの黒豆の枝豆解禁日。
味はこの時期にしてはまだ若くて爽やか。
すっきりとした甘さが残ります。
しかしながら、一株の鞘の数は(株により異なるようですが)二株で一株分ほど。
黒豆ツアーのお客さまには、毎年の鞘の数ほどになるように二本か三本を抜いてもらうことにしました。
モンペの駐在員が聞いたところによると「今年は黒豆がなるほうがおかしい」ほど、
不作なのだそうです。
連作障害がでたモンペも、まだましみたいと。
17日を不安な気持ちで迎える本日16日のモンペ一同です。
知らぬ間にシイタケ(2018年10月12日)
いつの間に出たの?でした
それから一日ほどで---。でかっ!
ということで干しシイタケに。この後、刻んで干します
こんなに大きくなっても刻んで天日で乾かすととても小さくなります。
からからに乾いたシイタケを冷蔵庫で保存。
お味噌汁を作るとき、そのままぽいと入れればすぐに戻るのでとても便利です。
もちろん、こんなお化けシイタケですが焼いてもおいしい。
串カツにもします。
秋のごちそうです。
不安を抱える黒豆の枝豆(2018年10月8日)
久しぶりに晴れました
黒豆の枝豆収穫体験ツアーのお客さまを迎えるので黒豆の畑の草抜き中
10月8日の黒豆。鞘が育たず枯れています
豆は連作障害を避けるために3年続けて同じ畑では作りません。
なのに、わかっているのに、モンペは今年連作3年目となる畑を黒豆の畑としました。
(2018年7月8日のブログを参照ください)
スタッフ間でつのる不満、納まらない不平が積載オーバーとなり、収集つかずの結果。
不満、不平はやがて不安の暗雲となり誰の心にも垂れるようになりました。
それでも8月中旬までは連作の障害現れず。
ところが---。
今年の夏は一滴の雨も降らない酷暑、その後の台風、そして日照不足で、
モンペの畑だけでなく一帯の黒豆畑に異変が現れたのです。
モンペでは、日照りの後に大雨に見舞われると葉がポロポロ落ちる(ことがよくある)という症状が現れました。
黒豆の花は葉の分岐点につくので、葉が分岐点からぽきりと折れると花も落ちます。
かろうじて残っても花を育てる葉がない。
さらに黒豆の産地としての共通項が日照不足。
光合成が十分でなく豆を養えない---。
収量は例年の3割減と地元紙に載りました。
鞘の数が少なく、ふくらんでいません
まもなく黒豆の枝豆解禁となるこの日、村の人に出会うと黒豆の話に。
豆の鞘の数は、
「二本で一本分あったらええほう」
「軽トラにどっさり積んで、もいだら、掌ぶんくらいしかあらへん」
そして、いつまでたっても、
「ふくらまへん!」
秋の空を見上げて、またもため息
モンペの連作障害は「黒豆にとって悪天候」の陰に隠れたように見えますが、
原因を作った私は畑を歩くたびに後悔と反省の日々でした。
それほどに黒豆の姿は痛々しい。
畑の谷が雑草で密林状態になったのも、
いつもなら黒豆の影が谷を覆い草を抑えるのですが、
今年は背が伸びなかったから。
毎年楽しみに来ていただくお客さまへの責任のなさも痛感。
一部始終をモンペの世話役の長老(モンペが勝手にそう呼んでいます)に話したら、
がははと笑って「来年、畑替えよか!」と背中をばこんと叩かれました。
はい。
栗拾い。突然に終わります(2018年10月6日)
40gを超えています
一回で20〜30kgほどを拾います。栗だけの重さです
これは2個入り
今年の栗拾いは9月22日に始まり10月8日にぴたりと終わりました。
栗は秋の味覚として10月中はあるものと思われています。
毎年の黒豆収穫体験ツアーにお見えになる方々も「栗は?」とおっしゃいます。
しかしながら10月中旬以降となる黒豆の枝豆収穫体験ツアーのころ、栗はありません。
栗は保存に工夫が必要でモンペでは収穫したらすぐに出荷します。
なので、モンペの栗は予約販売とさせていただいております。
受付は9月中旬から。
収穫したその日に発送します。
届いたらレジ袋などに入れてしっかりと口を閉じて冷蔵庫へ。
少なくとも1週間はがまんをお願いしています。
栗は落ちたばかりでは甘みがなく、常温保存では糖度は変化しません。
3日で糖度は2倍、30日で4倍ともいわれています。
ただし低温貯蔵が肝心。
2℃〜0℃が望むところ。
あわただしい作業が今年もひとつ終わり、いよいよ黒豆の枝豆の季節が訪れます。
難儀な田んぼの稲刈りに難儀する(2018年9月16日と17日)
じゅるじゅる---
五つある田んぼのうち稲刈りを済ませていない田んぼが二つ。
ひとつは除草剤や虫除けなどの防除と化学肥料を施していない通称「アゾラ田」。
もうひとつは小さな小さな不耕起田です。
どちらも、夏に中干しをして田面を固めていないので田んぼが乾くのを待つばかり---。
例年なら、他のどの田んぼよりも早くから水を抜き始め、
夏の強い日差しを受けてある程度固まってくれるのですが、
今年は台風20号と21号の通過、そして秋雨前線の停滞、夜中に雨が降るなどで田んぼ乾かず。
畦際を歩いていると、ついに発芽している稲穂を見つけてしまいました。
なんとか雨が降らなさそう---、という淡い期待を胸に急遽稲刈りです。
バインダーを置いて手刈りも余儀なく
手刈りした稲は去年の藁で束ねます
上の田んぼに運んでタツにかけます
まだまだ終わらんねぇ、よねぇ---
雲行きあやしく---
本日はここまで
毎年、田んぼも畑も行き届かずで、問題が浮上します。
浮上する前に予測しているのですが、その対応が間に合いません。
兼業の仕事が忙しいとか、
もう年だから体が思うように動かないとか、
今年の夏は尋常の暑さではなくてへこたれたとか、
雨が続いたからとか、
くり園の作業も黒豆の畑の作業も重なるしとか、
なんてったって、週末の二日だけで何ができるというのだ!
と、挙げ句のはてに怒ったり。
なんでんかんでんと言い訳ばかりの自分が情けない。
周囲の人々はいつも適切なアドバイスをくださいます。
苦労している姿を見過ごすわけにいかず。
来年は要らぬ苦労のないように臨みます。
毎年、言うてます---。
稲を刈る(2018年9月2日と3日)
9月2日、午前中に五つある田んぼのうちのひとつ、八幡田を刈りました
田んぼの四隅にコンバインが旋回するためのスペースを作るため、手で縁刈りを
隅がじゅるいので広めに刈ります。これは東田
9月3日、三尾山田を刈りました
台風21号が第二室戸台風と同じコースを来るということで、2日(日)に八幡田と東田を、3日(月)も大阪には戻らずに三尾山田の稲を刈りました。
21号は4日の午後3時ごろに通過ということで、4日も残って台風の備え。
どうか、東側を通ってくださいと祈りながら---。
おかげさまで、台風が東側を通ったので、20号のような被害はなく。
黒豆の畑も再度杭を打ち直し、ロープを張り直したので、持ちこたえてくれました。