かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

黒豆畑の畝立て(2018年5月26日)

好天が続いて土が乾いていると作業はラク 今年も黒豆を作ります。畑を耕して畝を立てます。畝を立てるのは水害から作物の身を守るためです。畝と畝の間が「谷」。畝に降った雨は谷に流れ出ます。谷に降る雨や畝から流れ出た水がとどまらず畑からスムーズに排…

耕さない田んぼの田植え(2018年5月20日)

苗は30cm間隔で植えます モンペにはとても小さな田んぼが一枚あります。耕さない田んぼ。不耕起です。地面は堅く、水を張ってもぬかるまず、普通に歩けます。去年の稲の切り株に今年の苗を植えたいところですが、微妙にずれます。地面も切り株も堅いので、束…

田植え(2018年5月3・4日)

モンペの田植えはフランス菊の咲く頃 モンペの田んぼは5枚。3日はその中の一枚に苗を植えました 去年、ご近所さんから乗用の田植機を譲り受けました。田んぼの面倒を見てくれまいかとの相談があり、引き受けると同時に田植機も到来。去年から田植えがラクに…

冬来りなば春遠からじ(2018年1月27日)

1月27日の朝。玄関を出たら雪景色 家の横のまかない畑も雪化粧 モンペトクワは冬籠り。黒豆の鞘をもぎ、鞘を割って豆を出し、唐箕(とうみ)で塵芥などを除き、六角形の金網を流用した篩(ふるい)にかけ、大きさによって選り分ける。冬の訪れから年が明けて…

黒豆になりつつ---(2017年11月12日)

畑に残った黒豆の葉を手で落として--- 豆だけにします 葉を落として--- 豆だけにします 枯れた葉が自然に落ちて豆だけになるまで畑に放っておくのですが、今年は台風21号の雨風の影響で傾いた株もあり、そのままにしておくと土にふれた鞘は水分を含んで中の…

しいたけもぎ(2017年11月5日)

黒豆の枝豆収穫体験も発送も終えてほっとしたころ、しいたけが出ます このころ、黒豆の枝豆は葉が茶色に枯れはじめ、鞘も全体が錆色になりつつあります。この姿で商品として店頭に並ぶことはありませんが、それでも、枝豆としてまだ食べることができます。こ…

黒豆の枝豆の発送(2017年10月25日と28日)

今年も黒豆の枝豆収穫体験ツアーのお客さまがお見えになりました。10月21日と25日です。21日は台風21号の事前の影響を受けて雨、25日はお天気に恵まれました。 10月25日、ツアーのお客さまが帰られた後、注文いただいた枝豆を発送する作業に早々にとりかかり…

栗収穫(2017年10月7日)

イノシシから守った栗。どや! きちっと剪定すると数は少なくなりますが大きなサイズが稔ります あれからイノシシは毎夜栗畑に侵入。 新たな侵入口を探し、蚊遣線香がよいとのことから侵入口と思われる箇所に置き、唐辛子の粉を網に沿ってまき、朝昼晩、可能…

天日干しの稲を扱く(2017年10月1日その2)

久々のカエル店長。藁はよく乾いています 暑いし、細かい藁が飛んでチクチクするし、なかなか終わらないし--- 朝、濃い霧に包まれると、その日は晴れます。この晴れを逃すまい! 霧が上がって露も乾いたころを見計らってイネを扱きました。 稲の穂から米をし…

霧海のもんぺとくわ(2017年10月1日その1)

もんぺとくわが霧の海に沈む季節になりました 稲刈り後一週間。少しずつ乾いています 栗畑も霧に包まれます 黒豆の畑も霧の中 霧に濡れる黒豆の葉。葉から水滴が落ちて足元の土を濡らします 黒豆の鞘の産毛も茶色になってきました

イノシシ侵入(2017年9月26日)

イノシシが食べました。渋皮を残してきれいに食べています 軽トラックのヘッドライトの中、「ヘッドライト、テールライト、旅はまだ終わらない---」と口ずさむ者もおれば、「夜のしじまのなんと饒舌なことでしょうか---、こんばんは城達也です」とぼそっとつ…

きょうも稲を刈る(2017年9月24日)

田植えのときなどにはく長靴(足袋のようにつま先部分がチョキになっています)用に作った田下駄なので、普通の長靴では甲のあたりを縛らないと歩けません 足首を使わずに下駄を持ち上げるようにして歩きます バインダーは進んでくれるものの、人の足はじゅ…

稲を刈る(2017年9月15日その2)

バインダーのタイヤを湿田用に替えています コナギやヒエなどの雑草を抑えてくれたアゾラ 繰り返す短時間大雨、夏の強い日差しは遠ざかり、乾かない田んぼ。やわやわの田面は、幅広で六角柱のタイヤに替えたバインダーは進みます。が、人の脚では歩行困難。…

タツを組む(2017年9月15日その1)

今のところ晴れ 何度か往復していると--- 空は鉛色めいて--- まるで夕方の空気感 16、17、18日の三日間で天日干しにするお米の田んぼを刈る予定でした。ところが、もともと天気予報が雨模様のところへ台風18号が来るという。はなからあきらめの週末でもあっ…

雨降る前に稲を刈る(2017年9月5日)

朝から今にも降り出しそうなあやしい空模様の下、一枚目の田んぼの稲を刈る 二枚目の田んぼの稲も刈る 残るは天日干しにするお米の田んぼ二枚。うち一枚は一反三畝(いったんさんせ)、もう一枚は一畝三歩(いっせさんぶ)。 ここで、面積の単位のおさらいを…

カヤネズミの巣?(2017年8月26日のこと)

黒川紀章の空中カプセルのようです ある日あるとき、稲刈り前の田んぼの中を歩いていたら、ナンダコレ?鳥の巣なのかなぁと、そのときは不思議なほどに興味がわかず。その後も毎年、稲刈りの後の田んぼを歩くと、ころっ、ころっと転がっていました。田んぼに…

稲を刈りました(2017年9月2日)

この田んぼは除草剤を使っています。コンバインで刈って天日干しにはしません 晴れた空に雲が走り、突然、バケツの底が抜けたような雨。昨日も、きょうも、明日も、雨が降ります雨が降るという8月が過ぎました。 そして9月早々、かろうじて晴れの日が続いた…

黒豆の今(2017年8月30日)

黒豆の花が枯れて莢がつきはじめました 畑を眺めると畝と畝の間が見えないほど葉が茂っています 6月中旬の播種から約2か月が過ぎました。 今年は夜盗虫の大量発生もなく元気に育っています。 お盆が過ぎた8月20日、畝の草を抜き、土を寄せ、黒豆が倒れないよ…

8月のもんぺ(2017年8月27日)

夕方6時ごろ、アゾラの田んぼでヒエを抜いています 8月の毎週末とお盆の間、もんぺの作業は主に草刈りと草抜きでした。表に出ればそれだけで汗でずくずく。(ずくずく=関西地方の方言だそうです。「びしょびしょ」とほぼ同義かと)なので、ご近所の方々は夏…

田んぼでは穂が出そろいました(2017年7月29日)

除草も防虫も病気予防も、薬に頼らず。今年もここまで育ちました 黒豆の畑では葉がさまざまな蛾の幼虫に食べられます 唐辛子を漬けて作ったモンペ特性の焼酎を、しゅっ! 葉を折りたたむようにして中に潜む幼虫 見つけたら、しゅっ! 見つけても見つけなくて…

黒豆は元気です(2017年7月15日)

今年は今のところ元気です モンペではこれまで、黒豆の畑の一角に苗床を設け、芽が出て葉が展開した後に畝に移植していました。移植栽培はそれなりに利点はありますが、500株ほどの黒豆の引越しはしんどい作業になります。そこで、今年はセルトレイを利用し…

くりのこのその後(2017年7月7日)

クリーム色のふさふさモールの雄花が役割を終えて枯れました 雄花はぽろりと落ちて実を結んだ雌花が枝に残ります 三年前の6月、ゴルフボール大の雹が降り積もったのは雄花がふさふさモールの時期、雌花とのランデブーシーズンでした。(2014年6月12・13・21…

くりのこ(2017年6月28日)

クリーム色のふさふさとした花が付いている枝の下の方に緑色のいがが一つ ふさふさとモールのような花が雄花。ふさふさの下の方、モールの付け根あたりに一つあるのが雌花です。雌花の中には緑のトゲに包まれて雌しべが三つ入っています。雌しべは花粉を受け…

今年もヒエを抜く(2017年6月25日)

アゾラのはびこりがコナギを抑えてくれましたが--- ヒエは育ちます 稲にぴたりと寄り添い、身を隠すヒエもおります 抜いたヒエをくるくる巻いて 根を上にしてぐいと土に埋めます 抜いて、巻いて、ぐい--- 抜いて、巻いて、ぐい--- 抜いて、巻いて、ぐい--- …

アマガエルの卵かも?を見つけた(2017年6月12日)

栗畑に山の影がのびる夕方のことでした 栗畑の西側には低い尾根があります。尾根は低いながらも太陽が西に傾くと栗畑に影を投げます。これからの季節、栗畑での作業はこの影が現れたら影とともに東に移動するように行うと幾分ラクなのですが。そういうわけに…

水鳥が泳ぎました(2017年6月3日)

除草剤を撒かない田んぼはアゾラやイチョウウキゴケが田面を覆っています モンペの田んぼには幾つかの種類があります。1:植える直前の苗に防虫・病気予防等の薬を施さない2:田んぼに除草剤を使わない3:田んぼに化成肥料を入れない4:田んぼを耕さない…

鹿が食べました(2017年6月3日)

前列中央、ハサミで切ったかのように横にスパンとそろっています 平日のある日、鹿が入ったよ、との報せあり。週末まで被害が少なければよいなと祈りながらの土曜日。田んぼを見に行くと斜め横断の足跡がてんてんてん。足跡の通りに稲の葉先は不自然に長さが…

2017年5月22日 気温30℃ maybe

ナミブ砂漠のカエル ではありません NHK Eテレの0655もしくは2355をご覧の方なら「!」でしょうか。『砂漠のトカゲ』ならぬモンペのカエル店長です。この日、木屋の中の温度計は27℃。表に出れば30℃はあるんと違いますやろか?の雲ひとつない空。黒豆畑の畝立…

これなんだ?(2017年5月15日)

梅花藻(バイカモ)です 本来は水の中をゆらゆらと漂うのですが、水が足らん! で、なんなのさ、これ それは、梅花藻の流れのそばの田んぼに、いました。格好から想像するに粉砕機。草を刈って、刈った草が乾いたら粉砕する、のかなぁ? 名前は「STAR」です …

摘果(2017年5月13日)

今年もぶどうが実をつけました 一つの枝に一つの房となるように、摘果します ワインになる日を夢見ています 少量でもよいからワインを造りたい。数年前に植えたぶどうの木は少したくましくなりました。ぶどうには適さないこの地では無理があり、思いだけで造…