大暑。酷暑。極暑。
うだる…、背中かわく…、土にくっつく…、ひからびる…。
間もなく「大暑」。
二十四節気のひとつで、
暑さがもっとも厳しいころとされます。
太陽暦では7月23日。
そして本日は20日。
畑に立つだけで汗が流れます。
暦どおり猛烈な暑さになりそうです。
丹波大納言小豆「黒さや」を畑に播きます。
虫が食べたり鳥がほじくったりしないように、
少し化粧を施しています(苦い!)
小豆には種類があります。
詳しくはhttp://www.kurosaya.jp/をご覧ください。
黒さや。鞘の色が黒くなったものから収穫します
というわけで、
小豆は「大暑」に播きます。
番頭曰く「体力が試されるのです」。
40cm間隔で
手の指の第二関節ほどの深さに
小豆を二粒、ぽろり
印をつけた棒を抜くと小豆は穴の中にすとんと落ち、ぱさっと土がかぶります
肉体労働ではないのですが汗だくだく
保冷剤を二つ入れたタオルで頸動脈を冷やしていても、
途中で何回も軒先に避難。
やってられへんわぁの愚痴もこぼれます。
番頭曰く「人となりも試されます」。
お昼の休憩前にミョウガ探し
冷やしそうめんの薬味に決定!
黒豆定植
霧海の里のセミの声はヒグラシから始まります。
今年は7月に入ったころからカナカナカナと、
心細そうな声が山に響いています。
去年より早いような。
厳しい暑さも日暮れから涼しくなります。
モンペトクワの居住区にエアコンはなく、夜は肌布団一枚では冷えます。
水田に囲まれているので、
田んぼの水が蒸発するときに熱を奪う気化熱のおかげかもしれません。
せめてもの救い。