稲刈り その一(2014年9月6日)
突然ですが、稲、刈りました
9月6日、土曜日。
早朝から霧。
気象庁の天気図もナウキャストも、
一応天気予報でも「本日は晴れ」らしい。
ということで稲を刈ることにしました。
米が実っている穂の軸の色を見ると、まだ少し早いかもしれない…。
でも、この数か月、一日のどこかで必ず降る雨、長雨、大雨、続く曇り空が、
倒れかけた稲に元に戻る間を与えず。
稲は倒れると田面を覆うような格好になり、
そのせいで、晴れても日の光が土に届かずで、田んぼ乾かず。
さらには、倒れた状態が長く続くと湿った土にくっついた籾が発芽します。
で、かなり悩んだのですが…。
「刈る!」
店長の一声で決まり。
稲は雨で倒れても、その後の天気次第では起き上がります。
ところが今年は起き上がろうとしてもまた雨が降り、日も差さず。
6月に降った雹のせいかどうか、
それほど頭は重たくないのに(稔り不足)起き上がりません
まず、稲架(はさ)を作る場所確保。
バインダーと手とで稲を刈ります
稲架は稲木ともいいます。
刈った稲を束ねてかける木組みのことです。
米を天日で干すことを「はさがけ」にするといいます
稲架は「だてあし」と「たつ」で構成されます。
「ええっと、物干竿の竿を受ける部分が『だてあし』で、
竿が『たつ』ですか?」
「そうそう。こうして、ぐぐっと、しっかり差し込んでね」
本日の稲刈り要員は店長と番頭、そして遊軍の丁稚が3名。
バインダー、手で刈って束ねる、稲架を組み立てる、稲架にかける、を分担して作業。
雨、降りそう…
急げ、急げ!
というわけで、来週は下の田んぼの稲刈りです