読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

こえきくときぞあきはかなしき(2014年9月27日)

f:id:kaeru-tencho:20150804142634j:plain

 

f:id:kaeru-tencho:20150804142644j:plain

夜な夜な鹿が山から下りてきて。

小豆畑に入って葉を食べます

 

f:id:kaeru-tencho:20150804142712j:plain

そこで、畑に網を張りました

 

 

f:id:kaeru-tencho:20150804142722j:plain

 

稲刈り、稲扱きの間に、草茂る小豆畑

 

f:id:kaeru-tencho:20150804142737j:plain

いつものことですが、草、抜きます

 

f:id:kaeru-tencho:20150804142752j:plain

ああ〜、果てしないぃ〜、草を抜き続けぇ、えええ〜

 

先週末の夜はストーブを出そうかというほどに冷えました。

この週末の日中は夏に逆戻り。

季節が行ったり来たりで咲く花もおかしい。

金木犀の香りの下でシロツメグサが咲きます。

それでも、午後3時ごろになると空気が冷えるのがわかります。

そろそろ秋です。

そして、そろそろ鹿のランデブーの季節。

秋の奥山で、紅葉を踏み分け鳴く鹿の、せつない気持ちがわからんことはありませんが、モンペトクワの庭で夜中に鳴くのはやめてほしい。

その声とともに、月を逆光に黒々とした影が縁側のガラス戸に映って、飛び起きます。

山から下りて、庭や田畑を突っ切るのはいつものことでしたが、これまで被害なく過ごしてきたことがもしかしたら奇跡。

今年初めて小豆畑が鹿の害に遭いました。

網を張って防御。

 

奥山に 紅葉踏みわけ 鳴く鹿の 声聞く時ぞ 秋は悲しき

百人一首にある有名な歌です。

農村は秋は稔りの時期だから忙しくて幸せな季節。

だからさぁ、現実対応が優先で、♂鹿が♀鹿を呼ぶ声に我が恋を重ね合わせて、悲しいわぁ〜なんて心が動くはずもないから、これは都会に住む貴族の感覚から生まれた歌という、解説があります。

ですが、農村だって鹿の害に遭えば「秋は悲しき」です。

稔りの秋はまだまだこれからなのですから。