午前8時の霧
冷たい水蒸気の中を歩いているようで微小な浮遊水滴が目の前を過ります。
視程100m。
水滴の中は音もなく、風もなく、色もなく。
霧は地面に接していない雲。
標高3192mの北岳にかかれば、
里の人には雲でも、そこを歩く登山者には霧、です。
庭のカエデも霧に濡れます
あじさい。先日までドライフラワーだったのですが、紫に染まりました。
染まったのは花びらに見えるガクの裏側です
散るモミジ。庭の雑草ももう背が伸びません
小豆ももぎ終わり、黒豆をそろそろ干しにかかります。
師走の足音が聞こえるころとなりました。