かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

ブドウの夢(2015年6月6日)

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栗畑の脇に植えたブドウ

 

ブドウは乾燥地に適した果樹です。
モンペトクワがある地は、まず、乾燥地帯ではありません。
雨も降れば霧もかかり、どちらかといえば潤いのある風土です。
さらに、この栗畑はため池の下にあり、もとは田んぼでした。
栗畑にするためには丁稚による人海戦術では歯が立たず。
大がかりな土木工事を行いました。
水を切るためです。
その栗畑の脇にブドウを植えるというのは暴挙!?
あちこちで「枯れる枯れる」とのささやき声も…。
ところが、苗は根を張り、葉が茂り、花が咲き、実をつけようとするまでに。
こうなると、水に加えて「鳥」と「アライグマ」も迫ってきます。
この少ない実を守るためには数々の難題をクリアしなければなりません。
ワインになる。
その夢をリアルにするために。