かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

栗の花(2015年6月13日)

f:id:kaeru-tencho:20150616093508j:plain

栗の木が一斉に花をつけました

 

昨年の6月13日はモンペトクワが雹に見舞われた日です。
今が盛りと花をつけた栗の木は花も葉も枝も落ち、
まだまだ若く細い幹の皮がはがれ、言葉がありませんでした。
それでも秋にはほんの少し、実を稔らせました。

そして今年の春、凍害(とうがい)に遭って枯れた栗は三本に留まりました。
12月4日に株ゆるめを施したのが幸い(結構おおごとでした)。
栗の木は十分に大きくなるまで凍害には警戒が必要で、
毎年、春先には、半数は被害を受けて枯れるのだ!という覚悟が必要です。
株ゆるめは言葉通り、栗の木をつかんで引っこ抜くようにゆっさゆっさと揺らします。
ぶちぶちと細い根を切ります。
もちろん重機が入ります。
で、今年の被害は三本で済みました。

そして、悪夢の6月13日も過ぎ、カナブン退治が始まります。

ついでながら昨年の雹の被害はすさまじく、
横殴りの雹は二階の窓を割って入り、二階が落ちたお家もありました。
ゴルフボールほどの大きさの雹はこの栗畑の谷を埋め、
止んでも、降り積もった雹はなかなか溶けず、
ドライアイスのように白い冷気を漂わせ続けました。
そのことを考えると栗の木はよく耐えたと思います。
今年は稔り多い秋になりますように。