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かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

栗 枯死(2016年5月22日)

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二年続けて凍害対策の株ゆるめを施しましたが、枯れました

栗が凍害に遭って枯れるのは栗が背負う運命みたいなものだと、覚悟を決めて臨んだ栗の栽培。

凍害は幼木を中心に発生しやすく、栗畑によっては70〜80%が枯死するという報告もあります。

苗木を定植して「4年生」となった一昨年の秋。さてさて、いよいよ、凍害に遭いやすい樹齢を迎え、この冬を過ぎて来年の春に何本が残るのだろう、手立てはないのかと、栗畑を眺めながら、ただただ、どうしたもんじゃろのぉ…。
そんなある日のこと。
「株ゆるめ」で凍害を抑えることができるとの朗報が届きました。

栗の凍害対策の確立を目指して、兵庫県および岐阜県、(独)農業・食品産業技術総合研究機構の関係機関が連携し、凍害発生の抑制技術の開発に取り組んできた結果、「株ゆるめ」が効果ありということに。
兵庫県立農林水産技術総合センターの農業技術センター農産園芸部の主席研究員の方、丹波農業改良普及センターの方、栗農家の方々などなどが、モンペの栗畑に集まって、株ゆるめ実演会が開催されたのが2014年の11月でした。
「絶対!に枯れません」とおっしゃっていましたが、世の中に絶対はありません。

この春、モンペの栗畑では、一部の芽や枝に、主枝や主枝に準ずる亜主枝の一部に、地上部の半分以上にと、樹によって被害の違いはありましたが、かなりの本数に凍害を確認。樹全体に及ばないように、凍害部分の枝を切り落としましたが、4本が枯死となりました。
畑の排水性や養分など土壌の条件にも凍害発生のリスクが潜み、凍害を助長するムシの存在もあります。
しかし、誰もが、絶対に枯れへんという言葉を信じたかったのです。
枯死の栗の樹の肌は土気色をしています。命が尽きた色。
切ない思いでいます。