寒中お見舞い申し上げます(2017年1月12日)
三尾山頂から北を望む
三尾山頂上の松の枝にかかる記念のプレート
お正月の三が日は穏やかな日和でした。
モンペトクワで米作りを始めて9回目のお正月。
初めて登る三尾山です。
三尾山は標高586mながら三つの頂を持ち、裾野をゆったりと広げたたおやかな姿をしています。
モンペの田畑を見下ろすようにあり、見上げれば、いつも、そこに。
毎年行われる元旦登山には地域の小学生も参加します。
私たちは1月3日の箱根駅伝復路の青山学院のゴールを見てから山に向かいました。
林道を森林浴気分で歩いているとひょっこり現れる佐中(さなか)峠
佐中峠からは15分ほどで稜線に出ます。
登山道は整備されていますが、膝でぐいと体を持ち上げるような段差もあります。
久しぶりに腸腰筋を使う!感じですが、きつさは続きません。
稜線には近畿自然歩道の標識があります。
左、三尾山の頂上へ向かいます。
鏡峠に向かうコースとの分岐点に立つ標識
400mもあるのだろうかという印象あり
むかしむかし、山城があったとさ
頂上に着いたのは15時09分。
太陽が西に傾きかけて景色がうっすらと褐色を帯び始めました。
頂上には中世の三尾城跡と曲輪らしき跡があります。
頂上から東を望めば多紀連山の御岳(793.4m)の姿が凛々しい
モンペでお米を作るようになってから山登りをしなくなりました。
もちろん時間がないからですが、
真夏の田んぼで終日草を引いているときや延々続く畑の土木工事の際などは、
「山に登っていてよかった」とつくづく思いました。
気力と体力と辛抱が養われ、
たいていのことではへこたれないようになっていたからです。
ですが、冬も春も夏も秋も、北アや南ア、剣に登り続けて20年。
やはり、山は恋しい。
今年は森林限界線を超える山登りをしてみたいと、密かに思う三尾山登山でした。
旧年中はお世話になりました。
本年も引き続きおつきあいくださいますようお願い申し上げます。
(モンペトクワ スタッフ一同)