かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

しいたけの菌打ち(2017年3月18日)

 

モンペ周辺の農家さんなどが、合わせて4000本の原木としいたけの菌を頼んだという話がありまして。
モンペも100本、わけていただくことになりました。
その話の始まりは昨年の冬のこと。
原木は播州から、しいたけ菌は鳥取からやってくるそうです。
ところが、年が明けても音沙汰がなく。
そのうち大雪となり原木を積んだトラックは動けず。
雪が解けてもうんともすんとも。
後で、かもしれない---とわかったことですが、
原木を切り出すじいちゃんの、その日の気分しだいだったようで。
ようやく届いて菌打ちをしたのは3月になっての18日。
しかも、届いた菌を見て「?」となりました。
駒菌と違うやん!
菌床栽培のしいたけに見る「おがくず」がカプセル状に形成されていて、
それを原木に開けた穴に詰めるのです。
原木に穴を開けるのも菌を詰めるのも作業は同じですが、
これって、厳密には原木栽培になるのかしらと、首を傾げる始末。
確認せんかったのがいけません。
まぁ、それでも、原木100本に菌打ち完成!

正しくは「菌詰め」、です。

 

f:id:kaeru-tencho:20170330173000j:plain

ようやく届いた原木です。樹皮が大きく傷ついていたり直径がばらばらだったり。
じいちゃん、仕事はていねいにお願いします

 

f:id:kaeru-tencho:20170330173947j:plain

f:id:kaeru-tencho:20170330174026j:plain

原木は硬くて重いので、運ぶのも穴を開けるのも結構な労働です。向こうでは開けた穴に「菌詰め」作業してます

 

f:id:kaeru-tencho:20170330174247j:plain

積み上げた100本の原木に遮光シートをかけて、日々水遣りです

 

いつもの駒菌の場合ですと、夏を二回過ごして後の秋からしいたけはあらわれるのですが、こやつは今年の秋に出るのだそうです。それはそれで楽しみです。