かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

ブドウの夢(2015年9月10日)

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夏を二回越えて初めての収穫

 

モンペトクワ初めてのブドウの収穫です。
品種はマスカット・ベリーA。
マスカット・ベリーAは、新潟県の岩の原葡萄園の創業者川上善兵衛氏によって生まれた黒ブドウです。
川上善兵衛氏は「日本のワインぶどうの父」とも呼ばれる人で、日本の地に適ったぶどうを求めて品種改良に没頭し、約1万種の品種交雑の中からマスカット・ベリーAをはじめ22品種の優良品種を世に送り出した、と岩の原葡萄園のサイトで紹介されています(http://www.iwanohara.sgn.ne.jp/history/)。

アメリカのブドウの「ベリー」とヨーロッパの「マスカット・ハンブルグ」を交配して生まれた黒ブドウは日本生まれの日本育ち。そして、川上善兵衛氏がワインを造るためのブドウをと情熱を傾けただけに、赤ワインに適しています。

モンペトクワは、この日本のブドウでワインを造りたいと夢を描きました。
夢の一歩は、ブドウの苗木を植え、枯れないように育てること。
二度の夏を越え、放っておいても実ができるブドウの力に助けられたこの秋、
姿と味を求めて次の一歩を踏み出します。
夢の途中へ。