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かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

番頭さん、行商に出る(2016年5月11日)

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ミントとパクチーとそのほかが混在しています

 

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チェリーセージはミントとパクチーに埋もれよれよれの姿。発掘感あり

 

ミント、セージ、ローズマリーなどが風が通るたびに香りを放ちます。

ミントは品種の違う数種が数か所で育っているのですが、まかない畑では畑の一角を占めるまでに広がりました。
そこで、番頭さんがぼそっ。
「近頃、街でモヒートというカクテルがはやってますそうな…」
モヒートはスペイン語の「濡らす」に由来するのだそうです。
グラスが濡れるほどに冷たく作るということでしょうか。
ベースはラム。
ライム、ブラウンシュガー、ソーダ水、そしてミントの葉をたっぷり使います。
その夜、番頭さんは一人で浮かれ町あたりに出かけました。行商。

 

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ビルとビルの間の路地を行くと…

 

番頭さんが出かけたのは日曜の夜、大阪のビジネス街です。
御堂筋と堺筋土佐堀通と本町通に囲まれたエリアといえば、証券取引所があり製薬会社のビルが並ぶ、まんまビジネス街。NHK朝ドラの「まっさん」や「あさが来た」の舞台です。週末は街灯と信号だけが町の明かり。人の姿もあるはずがなくひっそり、と思いきや、最近は高層のマンションやホテルが建ち、外国人旅行者も行き交うなど、日曜の夜も人影が珍しくはなく。
そこにBar 喜樹(きき)がありました。

https://www.facebook.com/Barkiki/

  

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路地の突き当たりに明かりが灯ります

 

番頭さんを引き寄せたマジックはなんだったのか。
マスターは、のそのそと現れた深夜の行商人に驚きもせず、差し出すミントの葉をさわり、香りを嗅ぎ、マッシャー(?)でプレスして、そして、頷かれたそうです。いただきますと。
番頭さん大手柄。
毎週日曜日の夜にフレッシュなミントを届けることになりました。
ありがとうございます。

 

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ヘミングウエイも好んだカクテル@Bar 喜樹 中央区平野町3丁目

 

謎解き:Bar 喜樹は、モンペトクワの平日の仕事場の目と鼻の先に、数か月前に現れました。番頭さんは普段からミントの行商先を探していたらしく、マスターの寡黙で懸命な人柄に出会い、決めていたそうです。
ビルの挾間のカウンター数席の小さな止まり木。
飛ぶことにつかれたら、どうぞ。