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かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

鴨の水掻き(2016年5月29日その1)

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イチョウは中国語で「鴨脚(いいちゃお、いあちゃお)」というらしい

 

モンペには昔ながらの段々畑があります。
多分、その当時は棚田で、お米を作っていたと思われます。
モンペがこの地に来たときには、そこに田んぼの風景はありませんでした。
家が絶えると田も畑も以前の姿に戻ります。
農村の風景は人の手が入ってこそ維持されるもので、姥捨の田毎の月も、美瑛の紫に染まるラベンダー畑も、自然を相手に人々が土を耕し続けてきた証です。
ひとたび手が止まれば自然に飲み込まれます。

モンペの段々畑は、耕作の計画よりも田畑の姿に戻すことから始まりました。
時は流れ‥‥、今年、段々畑の一番上にイチョウを植えました。
1億5千年前から地球に存在し、生きている化石としてレッドリストの絶滅危惧に指定され、一千年の命を紡ぐのだそうです。
ギンナンが実るのは苗木を植えて10年目以降。
一千年の命を持つだけに、ゆっくりと時は刻まれるようです。
この地の風景が一千年、イチョウとともにあることを祈ります。