かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

耕さない田んぼの田植え(2018年5月20日)

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苗は30cm間隔で植えます

 

モンペにはとても小さな田んぼが一枚あります。
耕さない田んぼ。不耕起です。
地面は堅く、水を張ってもぬかるまず、普通に歩けます。
去年の稲の切り株に今年の苗を植えたいところですが、
微妙にずれます。
地面も切り株も堅いので、束ねた割箸や短い鉄の棒などでぐりぐりと穴を開け、
そこに苗を入れてきゅっと土を寄せます。
小さい田んぼながら、田んぼが夕焼けに染まるころに終わるのが習わし(笑)。
この田んぼの田植えが終わって、モンペの田植えは終了です。

 

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田んぼに山の影が落ち始めるとそろそろ夕方

 

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「影に追いつかれたね」「そだね--」

 

道行く人に「陸稲(おかぼ)?」と声をかけられ。
いつの時代にまで遡っているのかとも。
水田を作る技術がなかったころ---、
縄文時代の中頃?6千年前?
稲作の歴史の糸は紡がれております。