黒豆の引っ越し(2014年7月6日)
播種2週間後の黒豆
6月20日に黒豆を苗床(といっても畑の畝の端)に播種。
去年、モンペトクワの畑で自家用に育てた黒豆です。
深さ2,3cm、人差し指の太さほどの穴に黒豆の「へそ」を水平にして、
一つずつ置きます。
土をかぶせ、刻んだニンニクの葉で覆ったら、新聞紙をかけ、水を遣ります。
ニンニクの葉は収穫後に残しておきました。
ニンニクやトウガラシの畝は雑草が生えにくく、虫も除けているようなので、土の中のネキリムシ除けになればと。
新聞紙は、豆を播くと鳥がほじるので鳥除けです。
豆の芽は新聞紙を持ち上げ、破るほどの逞しさがあります。
おかげさまで、300個播いたうちの287個が無事でした。
虫除けのトウガラシ液を散布したら黒豆の畑に引っ越しです
畝の長さはおよそ30m、苗は50cm間隔で植えます
まず、畝の真ん中を端から端まで紐を引っ張ります。
次に、紐に沿って50cm間隔に竹の杭を刺してゆきます。
計測に使うのは定規ではなく物差しです。
「物差しと定規は違うのですか?」と丁稚が尋ねるので少し説明します。
物差しは起点となる0から測れるように端から0までの余白がありません。
また、「数学で定規という場合、二点間を通る直線を引くことができるただ一つの機能を持つ道具を指す」とwikipediaにあります。
「物差しは計測、定規は線を引く道具なのですね、ふむふむ」
丁稚はえらく感心しておりました。
竹の杭を抜き、そこにジグで新たに穴を開けます
苗を植えます。
このとき、一番芽の子葉を畝に平行に植えます
引っ越し完了
この週は雨続きで畑には水が溜まっていました。
小豆と違い黒豆は水をいやがりません。
これ以上苗が大きくなると根が張って、引っ越しは難しくなるので、決行。
長靴の底に土がつき、それがまた土を呼び、大きな団子状態になります。
「足が重いぃぃ」
「地面に長靴がくっついたようで歩けません」
「とにもかくも、しんどぃです」
300本近くの苗の引っ越しは丁稚4人で3時間ほどかかりました。
おつかれさまでした。
ありがとうございます。
キスゲ(かな?)が咲き始めました。
先週からヒグラシもないています