かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

日記

田植えしました(2015年5月16日)

庭にアヤメの咲く頃、モンペトクワは田植えの季節 餅米の田んぼに今年はうるち米を植えます

淡路島のコゾウから新タマネギが到来(2015年5月6日)

今年もコゾウ一家はタマネギをたんと作ります 淡路島から新タマネギが届いたのは、 モンペトクワの朝晩がまだまだ寒いときでした。 モンペの畑のタマネギが「わけぎか?」という時期。 未だ青ネギ状態ですが…。 家の横の通称「まかない畑」を担当している丁…

黒豆畑第二期工事(2015年4月26日)

第二期工事の始まりです 第二期工事は二班に分かれます。 第一期工事で南北に掘った溝と第二期で掘る東西の溝とが直角に合わさる箇所(東側)から掘り進む一班と、東西の溝の西側から掘る二班と。 二班の班長は当然のことながら言い出しっぺの丁稚であります…

淡路島のコゾウの便り

淡路島のコゾウのタマネギ畑 黒豆畑第二期工事のご報告の前に、島からの便りです。 島からの便りはかなりの時間を要してモンペクワに届きます。 島から海峡を越えるのに…、まぁ、そのぉ、時間がかかります。 で、この便りも多分3月に島を出た、とされます。 …

黒豆畑第一期工事(2015年4月18日)

庭の草むらの中でチューリップが開きました ようやく日中の気温も上がり、春の陽気を迎えた朝、 「おっしゃぁ!」と棚田の「開墾」に臨みました。 まずは、四辺の草刈りから モンペトクワには昔ながらの棚田が残っています。 未整備田。 長く何も作らず、モ…

3500個、打ち込みました(3月21日)

しいたけの原木120本がやってきました しいたけの「菌打ち」の日。 今年は原木が思う数そろわずであきらめていました。 それがなんとか手に入り、彼岸の中日に菌打ちをしました。 専用の錐(アタッチメント)を取り付けたドリルで原木に穴を開けます しいた…

モンペトクワに春が来た(4月4日)

雨の多い桜の頃となりました 柿の木のこぶに今年もスミレ咲く どういうわけか庭でタラノキがすくすく 春の到来は桜よりシイタケが先に察知 写真は3月7日。3月になってとても暖かくなったころです ながい冬ごもりからようやく始動。 といっても冬の間、 土の…

淡路島のコゾウの便り

淡路島のコゾウ宅のひつじです。おめでとうございます 淡路島のコゾウから写真が届きました。 淡路島は日差しが暖かそうです。 タマネギも順調に育っているように見えます。 ひつじもぬくもっていそうです。 今年は穏やかな天候でありますように。 ずっと向…

冬ごもり(2015年1月3日)

2015年1月3日 午後5時17分の霧海の里 新年 あけまして おめでとうございます 今年は穏やかで佳き一年となりますよう 1月2日に霧海の里に戻りました。 それまでに積もった雪の上に夜をかけて雪が降り、 翌日はほろほろとこぼれるように舞い、 3日の夕方に雪雲…

霧海の里(2014年11月22日)

午前8時の霧 冷たい水蒸気の中を歩いているようで微小な浮遊水滴が目の前を過ります。 視程100m。 水滴の中は音もなく、風もなく、色もなく。 霧は地面に接していない雲。 標高3192mの北岳にかかれば、 里の人には雲でも、そこを歩く登山者には霧、です。

黒豆の収穫体験その2(2014年11月4日)

さやの色がだんだん黒くなってきました 11月4日に、今年初めての収穫体験のお客さまがお見えになりました。 11月になるとさやの色が変わり始めます。 褪せたような黄色、錆びた茶色、こげ茶、黒に近い茶色など。 一株の中で、まだ緑鮮やか莢と「そろそろ黒豆…

小豆もぎと雨後のしいたけ(2014年10月26日)

もいでももいでも小豆 小豆もぎは毎週末のルーチン・ワークです。 今年は一条植えなので量は去年の半分。 そこへ、叩きつける大雨やネキリムシのせいか、発芽に至らない豆がかなりあり、補植もタイミングを逃し、収穫量は去年に比べて半分以下になりそうです…

黒豆の収穫体験その1(2014年10月20日)

今年も黒豆は粒も大きくたわわに稔りました 10月20日朝に、ぼけラーズ様ご一行がお見えになりました。 今年で3回目の黒豆の枝豆収穫体験です。 対応するスタッフは店長と番頭と丁稚1名の計3名。 3回目ともなれば慣れたもののぼけラーズさんとはいえ、 やは…

今年も小豆もぎ(2014年10月20日)

今年の小豆の播種量は去年の半分とはいえ、地道な作業に変わりはなく 「小豆といえば北海道!」「十勝大納言小豆!!」 と、思っていらっしゃる方が多いように感じます。 モンペトクワに黒豆の枝豆の収穫体験にお見えになるご婦人の方々も、 「えっ、ほかにあ…

さらにシイタケ(2014年10月18日)

10月13日のシイタケの5日後。大きくなりすぎ シイタケは最低気温が9℃を切ると出ます。 10℃ともいわれますが、寒い朝晩になったということです。 週末だけの農作業ではシイタケも食べごろを逃します。 笠が開いてへろへろになっては味も香りも損なわれます。…

そしてシイタケ(2014年10月13日)

10月12日、お祭りの日のシイタケ 10月13日、台風19号の雨に濡れるシイタケ 台風19号に備えます。 小豆畑の網を張り直し、家の樋の中を掃除。 伸びた木の枝を切り、屋敷周りを片付けました。 そのときにシイタケを発見。 神輿がお宮に帰った12日の夕方、屋敷…

村のお祭り(2014年10月12日)

今年も秋祭りの日を迎えました お宮の山を下りて子供神輿が最初の休憩所に着 台風19号が鹿児島の枕崎あたりへの上陸を狙っている中、 遠く離れた霧海の里では秋祭りが行われました。 まずは子供神輿、少し離れて成人男子が担ぐ神輿が続きます。 時折、強い風…

大型で強い台風19号(2014年10月11日)

台風18号に続いて19号が発生。 「近畿地方直撃かもしれぬ」 「栗の毬が青いまま落ちませぬか」 「黒豆が心配でござる」 「お祭りはどうされるのであろう」 最近『蜩ノ記』や佐伯泰英などを続けて読んだせいか、時代劇口調。 深刻な事態を避けられない予感か…

2014年 秋のモンペトクワ

けろけろ。かえる書生です。 今年もお米がよく稔りました。 はさに架けて天日で干すとおいしいお米になります。 そんなモンペトクワの様子を動画にしましたので、ぜひご覧下さい。

「あかはら」登場(2014年10月4日)

家のまわりをちょろちょろ モンペトクワの田んぼにはアカハライモリがいます。 名前の通り、おなかが真紅と黒のまだら模様。 稲刈りのとき、刈った稲を束ねようとしたら手に握った稲の束の中で、 黒と赤のまだら模様がムグムグ動いているので、ぎょっ! 南蛮…

ショウガ掘り(2014年10月4日)

ショウガを掘りました 秋のお彼岸が過ぎればショウガの掘りどき。 いやいや、まだまだ、9月中では早い。 まずは、試し掘りしてから。 えっ? とっくに、掘った。 というふうに、ショウガっていつ掘るのかわからん。 で、掘りました。 昨年よりもたくさん収穫…

奇跡の栗(2014年9月28日)

つやつやと輝き、ぷっくりとふくらんでいます 28日の夕暮れに栗畑を見に行きました。 彼岸の中日を過ぎた夕方の6時ごろは、景色がモノトーンに染まりはじめます。 その薄暮の中、稔りを迎えずに落ちる栗の毬を拾うために。 実がついても葉の数が足らないので…

こえきくときぞあきはかなしき(2014年9月27日)

夜な夜な鹿が山から下りてきて。 小豆畑に入って葉を食べます そこで、畑に網を張りました

不動点定理の魅力(2014年9月27日)

淡路島のコゾウから明石海峡大橋を渡って届いたタマネギです たとえば、上のタマネギの写真をプリントアウトします。 この写真をAとします。 次に、写真Aを縮小コピーします。 この写真をBとします。 そして、Aの写真の上にBを置きます。 (二枚とも周囲の白…

稲刈りその二と稲架の撤収(2014年14・15日と20日)

14日と15日に下の田んぼの稲を刈りました。 上の田んぼの稲扱きが終わったので、稲木はそのまま使います。 下の田んぼに比べて石高は半分です 20日は稲架の片付けと下の田んぼの稲扱きをしました。 こうして眺めても、下の田んぼの稲架は二列しか使わず…

イネヲコイタラ 虹 ふたつ(2014年9月13日)

三尾山のふもとにかかる虹 6日に刈った上の田んぼの稲を13日に扱きました。 干して乾いた稲穂から米をしごいて落とすことを「扱く」といいます。 (詳しくは2013年10月2日とか2012年11月3日のブログにあります) モンペトクワの田んぼの上にだけ黒い雲がかか…

残暑の風景(2014年9月13日)

数少ないながら秋を迎えることができた栗 栗畑の草刈り中 草刈り完了 雹に打たれた栗の木は花が落ちて、葉もレースのようになりました。 花が落ちては実はなりません。 残った花も葉の数が足らないため、大きくは育ちませんでした。 6月に雹に見舞われたとき…

霧海の里では月のうち三十五日、雨が降る(2014年9月7日)

お久しぶりでございます。 かえる店長@黒豆畑 黒豆の畑です。 今のところ直立姿勢 黒豆は6月20日に播種し、7月6日にこの畑に引っ越しました。 黒豆も、収量期待と不定根を促すために土寄せ(中耕培土)をします。 今のところ、雨にも負けず風にも負けず、が…

稲刈り その一(2014年9月6日)

突然ですが、稲、刈りました 9月6日、土曜日。 早朝から霧。 気象庁の天気図もナウキャストも、 一応天気予報でも「本日は晴れ」らしい。 ということで稲を刈ることにしました。 米が実っている穂の軸の色を見ると、まだ少し早いかもしれない…。 でも、この…

小豆の土寄せ その二(2014年8月23日)

畝の草を手で抜いて、鍬で小豆の株に土を寄せて覆う。 古くから豆の生産において欠かせない「中耕」と「培土」です。 くっつけて中耕培土(ちゅうこうばいど)。 草を根っこから抜くと耕すことになりますから、 土壌を軟らかくして通気性をよくし、 培土は茎…