イチョウウキゴケ現る(2017年4月2日)
田植えを前に田んぼを鋤きます
明渠に浮かぶイチョウウキゴケ。泥上げをした後なので水が濁っています
成熟して半円形よりも大きくなると二つに分かれます。そろそろ分裂
田植えを控え田んぼを鋤くのはもちろん、モンペの田んぼでは明渠の泥上げも必須。
春になって気温が上がると明渠にイチョウウキゴケが現れます。
以前は田面を覆うように漂っていたのですが、最近はアカウキクサなのかなぁ---に追いやられて明渠が落ち着き場所。
在来種のアカウキクサはアカウキクサ属の水性シダ植物です。
絶滅危惧種に指定され、保護の対象になっています。
対して、外来種のアメリカオオアカウキクサは駆除の対象です。
はびこり方が尋常でないように思います。
モンペでは、ひっくるめてアカウキクサ属の学名の「アゾラ」の名で呼んでいますが、専門的な調査でも見分けるのが困難だそうです。
この数年、春風とともにアゾラが広がる田んぼを見ると、なにかしら不穏な風が頬をなでて行くようです。
八幡田に落ちていた鹿の糞。今年も田んぼを網で囲わねば
梅が咲き、つくしも出ました
もうすぐ桜が満開になります