かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

五月晴れ(2014年5月26日)

f:id:kaeru-tencho:20150603131123j:plain

杜若(カキツバタ)かと思っていたのですが、黄菖蒲キショウブ)との意見あり。

「5年ほど前は紫色の花も咲いていたように思います」と丁稚曰く

 

f:id:kaeru-tencho:20150603131128j:plain

毎年増えます。

餅米の田んぼと家の横の畑との間に細い溝があるのですが、溝に沿って増殖中

 

f:id:kaeru-tencho:20150603131134j:plain

田んぼに糠を撒きます。

イトミミズのエサになり、草もおさえてくれます(希望)

 

今年の田植え(コシヒカリ)は去年より早く、5月の3、4日。

田植え後一週間ほどで補植に入り、二週間後に糠を撒きました。

あの、例の、件のコナギが、1,2mmほどのサイズで、

水中にびっしりとはびこっています。

そのコナギを覆うように糠をさらさらと落としてゆきます。

糠はイトミミズのエサになります。

イトミミズが糠を食べて排泄する行為は、

コナギやヒエなど、田んぼには好ましくない草の芽に土をかぶせ、

その成長を妨げます。

カルガモ農法というのも、まだ水面に顔を出していない小さな草の芽をカルガモが食べてくれることにより除草されるのですが、水掻で水を撹拌するので、細かな土を巻き上げ、それが沈殿し草の芽を覆うという、その作用も草を抑える効果があるのです。

 

f:id:kaeru-tencho:20150603131139j:plain

梅の実が膨らんできました

 

この里に来て最初の春、あまりに大きな梅の木に驚きました。

しかも畑にある。

その大きな木が枝の先々にまで花をつける姿が晴れやかで、

眺めを楽しんでいました。

でも、そこは畑ですから草を刈らねばなりません。

何かを植える目的はなくても維持管理ということで放ったらかしにしてはいけません。

花が終わったの後の木には目もくれず、ぶんぶんと草を刈ります。

ところが去年、実をつけています!と丁稚が気付き、

それならばと、梅の実の収穫量を増やすために、今年初めて剪定をしてみることにしました。

 

f:id:kaeru-tencho:20150603131144j:plain

去年は44個の収穫

 

去年も今年も時期が来ると自分で落ちるのか、鳥がやってくるのか。

去年は拾った梅の数のほうが多かったくらい。

今年も拾っています。

 

f:id:kaeru-tencho:20150603131158j:plain

パクチーが花を咲かせました

 

f:id:kaeru-tencho:20150603131205j:plain

梅の木にトノサマバッタ

書生が見つけ、まだ15万石くらいですかねとつぶやいておりました

 f:id:kaeru-tencho:20150603131211j:plain

今年の5月は週末ごとに晴天となり、作業がはかどりました。

雨が降ると田植えもですが、草刈りや、畑の土を耕すことなど、いろいろな作業が滞り、順々に遅れてゆきます。

勝手な願いとはいえ、これからも週末の好天を乞う、かえる店長であります。