かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

耕さない田んぼの田植え(2018年5月20日)

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苗は30cm間隔で植えます

 

モンペにはとても小さな田んぼが一枚あります。
耕さない田んぼ。不耕起です。
地面は堅く、水を張ってもぬかるまず、普通に歩けます。
去年の稲の切り株に今年の苗を植えたいところですが、
微妙にずれます。
地面も切り株も堅いので、束ねた割箸や短い鉄の棒などでぐりぐりと穴を開け、
そこに苗を入れてきゅっと土を寄せます。
小さい田んぼながら、田んぼが夕焼けに染まるころに終わるのが習わし(笑)。
この田んぼの田植えが終わって、モンペの田植えは終了です。

 

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田んぼに山の影が落ち始めるとそろそろ夕方

 

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「影に追いつかれたね」「そだね--」

 

道行く人に「陸稲(おかぼ)?」と声をかけられ。
いつの時代にまで遡っているのかとも。
水田を作る技術がなかったころ---、
縄文時代の中頃?6千年前?
稲作の歴史の糸は紡がれております。

田植え(2018年5月3・4日)

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モンペの田植えはフランス菊の咲く頃

 

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モンペの田んぼは5枚。3日はその中の一枚に苗を植えました

 

去年、ご近所さんから乗用の田植機を譲り受けました。
田んぼの面倒を見てくれまいかとの相談があり、
引き受けると同時に田植機も到来。
去年から田植えがラクになりました。

 

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まかない畑に咲くパクチーの花越しにアゾラ田

 

モンペがここで農業を始めておよそ10年。
一度も除草剤や防虫、病気予防などの薬を使っていない通称「アゾラ田」。
今年は諸般の準備整わず、水を張るのが遅れたせいかアゾラの姿はなく。
アゾラは田面に広がると光を遮るので田んぼの雑草の成長を抑えます。
このままだと草抜きにかなりの労を強いられます。

 

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最後の一枚の田植えも間もなく終了

 

5月4日に3枚の田んぼの田植え終了。
残る一枚、小さな不耕起(耕さない)田の田植えは来週の予定です。

 

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ベニシジミがあちこちでひらひら(風が強くて焦点定まらず)

 

田植えが終われば草刈りに追われます。
黒豆の畑を作りにかからねば---という時期でも。
まかない畑ではタマネギもニンニクもクルメユタカも育っています。
一週間に一度、モンペからの報告を欠かさないようにと思います。

冬来りなば春遠からじ(2018年1月27日)

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1月27日の朝。玄関を出たら雪景色

 

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家の横のまかない畑も雪化粧

 

モンペトクワは冬籠り。
黒豆の鞘をもぎ、
鞘を割って豆を出し、
唐箕(とうみ)で塵芥などを除き、
六角形の金網を流用した篩(ふるい)にかけ、
大きさによって選り分ける。
冬の訪れから年が明けて今も、週末は黒豆業務。

 

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栗の剪定士さんとともに

 

毎年1月中旬に栗の剪定を行います。
今年は黒豆業務に時間を取られ1月26日に。

栗の剪定士さんの指導を受けながらとはとても言えない、まだほんのひよこ。

午前中は日差しもあって暖かかったのですが、午後から雪がちらちら。

 

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1月26日の剪定を終えた栗の畑。この後、雪は真横に流れ始めました

 

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そして翌日の栗の畑。一晩で雪景色

 

一冬に二回ほど、週末に雪が積もります。
去年の2月14・15日は、この地で22年ぶりの大雪になりました。
振り返ると、2016年を除いて2012年から2017年まで、2月に雪が積もっています。

節分を前にこれからが寒いとき。
大事なく過ごせますように。

冬が来るなら、春遠からじ。

黒豆になりつつ---(2017年11月12日)

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畑に残った黒豆の葉を手で落として---

 

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豆だけにします

 

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葉を落として---

 

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豆だけにします

 

枯れた葉が自然に落ちて豆だけになるまで畑に放っておくのですが、今年は台風21号の雨風の影響で傾いた株もあり、そのままにしておくと土にふれた鞘は水分を含んで中の豆が発芽してしまいます。
ロープがきちんと張れていればよかったのですが、
谷に溜まった水がすぐにはけるように畑を整えておけばよかったのですが、
諸々、いたらないことが重なって、今年は葉を手で落とし、この後、刈り取って、逆さまにして干しました。

鞘の中で乾いて、まん丸の黒豆になるのは年が明けてからです。

 

しいたけもぎ(2017年11月5日)

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黒豆の枝豆収穫体験も発送も終えてほっとしたころ、しいたけが出ます

 

このころ、黒豆の枝豆は葉が茶色に枯れはじめ、鞘も全体が錆色になりつつあります。
この姿で商品として店頭に並ぶことはありませんが、それでも、枝豆としてまだ食べることができます。
これがおいしいのです。こくというか味に深みが出て。
湯がくと、茶色の鞘を通して中の黒い豆が透けるように写ります。
初めて見る人は「これ、食べられるの?」といぶかしく思われるのですが、口にすると「!」となります。
それを狙ってお見えになる客人もあり。
しいたけもぎも嬉々として。

 

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なんでんかんでんもいではいかん」「もぎごろのしいたけの見分け方はね」とレクチャーもまた楽しからずや

 

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ごそごそとしいたけの傘の内側に指を入れて「もぎごろ」を確かめます

 

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うふふ

 

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本日の収穫

 

おもしろくて、ついついもいでしまう客人が、はたと気づきました。
「重さを測って、お金払うのよね」
「このへんで止めといたほうが---、よいかも」

懸命でございます。

 

黒豆の枝豆の発送(2017年10月25日と28日)

今年も黒豆の枝豆収穫体験ツアーのお客さまがお見えになりました。
10月21日と25日です。
21日は台風21号の事前の影響を受けて雨、25日はお天気に恵まれました。

 

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10月25日、ツアーのお客さまが帰られた後、注文いただいた枝豆を発送する作業に早々にとりかかります。複数での作業は楽しいのですが---

 

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10月28日、一人黙々と---。目の前の黒豆の山はなかなかなくなりません

 

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畑から木屋の中に運ばれた枝豆にはかえる店長の姿も

 

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葉や枝を落として束にする前の黒豆。西日に輝いて美しい

 

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今年は豆の粒が大きく、一株にたくさん稔りました

 

発送の作業は早朝から夜遅くまで数日にわたりますが「毎年楽しみにしている」と言ってくださるのがうれしくて。
今年は夜盗虫の大量発生はなかったものの、8月18日の大雨と強風、台風21号など、天候が厳しい年でしたが、束ねた一株にたっぷりの豆が稔っているのを見てほっとしました。

来年も作ります。

栗収穫(2017年10月7日)

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イノシシから守った栗。どや!

 

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きちっと剪定すると数は少なくなりますが大きなサイズが稔ります

 

あれからイノシシは毎夜栗畑に侵入。

新たな侵入口を探し、
蚊遣線香がよいとのことから侵入口と思われる箇所に置き、
唐辛子の粉を網に沿ってまき、
朝昼晩、可能な限り栗を拾って、
イノシシ侵入時の夜中には栗は落ちていない状態を作り、
その場しのぎ的ですが、とにかく今年はこれで。

 

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出荷のための選別作業

 

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秋の稔りに感謝

 

栗の収穫期間は落ち始めるとあっという間です。
10月の上旬にはなくなります。

 

栗は2℃〜0℃で保存すると少しずつ糖度を増してゆきます。
三日で糖度は2倍、4〜6週間で4倍ともいわれています。
常温で保存すると糖度はほとんど変化しません。
家庭の冷蔵庫の場合、なるべく2℃〜0℃の条件に近いところに3、4日置きます。

ついでながら、収穫したての栗の鬼皮と渋皮の間には虫の卵が潜んでいます。
卵は2、3日で幼虫になります。
モンペでは温湯処理を行ってから貯蔵します。

 

栗の収穫も終わって、いよいよ黒豆の枝豆の時期となりました。
今年は無事に育っています。
黒豆の枝豆を食べてみたいと思われる方は連絡ください。
お待ちしております。