かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

くり園で昆活(2019年6月22日)

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くりの雄花と雌花です

 

くり園の草を刈り、虫退治活動の一日。
もんぺでは「昆活」と呼んでいます。
くりの木を見て回り、幹や枝に卵があれば、たたいてつぶす。
葉に産んでいたら葉をちぎり、たたいてつぶす。
ケムシやイモムシがいれば捕殺。
木の表面に産卵痕を見つけたら樹皮下に卵があるので、たたいてつぶす。
ふ化した幼虫が樹皮下に侵入して木屑を排出したり、
入り口をふんや木屑のまんじゅうでふさいでいたりしているのを見つけたら、
樹皮の上からたたいてつぶし、穴に針金などを入れて刺殺する。
ふんを排出している被害部をていねいに削り取り、幼虫を捕殺。
卵、ケムシ、ハムシ、コガネムシなど、くりにとって害虫のパラダイスにならないように、まずは耕種的対策をとります。
ムシたちはすごい勢いで新しい葉を食べ、木部を食べ、樹幹の中心にまで侵入します。
ムシの防除を怠るとくりの木はやがて衰弱し枯れます。
くりを育てるのはほんとうにたいへんです。

でも、頑張る。