かえる店長のもんぺとくわブログ

きれいな水と元気な土、天日干しで、お米を作っています。

日記

小豆の土寄せ その一(2014年8月23日)

台風11号と12号、その後の豪雨は、モンペトクワがある市にも大きな被害をもたらしました。 亡くなった方がいらっしゃることがとても重く心にのしかかります。 西村内閣副大臣も視察にお見えになりました。 心配やお見舞いのご連絡をくださった方々に心よりお…

三尾山伝説(2014年夏の某日)

霧海の里に三尾山という山があります。 名の通り、三尾山頂上と中三尾、前三尾と呼ばれる三つの「尾」があります。 眺める姿は三つの尾が連なるようで、裾野はゆったりと広がります。 登山口の駐車場から1時間ほどで頂上着。 ガイドブックにも紹介される日帰…

栗復活(2014年7月27日)

雹に遭ってぼろぼろになっていた栗の木が花をつけました 実も小さいながらいくつか。 100個ほど実りそうです(栗の木55本で100個…) 今年、栗畑の南の端にベリーAの苗木を植えました。 ブドウも雹に遭ったのですが、かろうじて難を免れた模様 なんとなく復活…

小豆発芽(2014年7月26日)

小豆播種後一週間、無事に芽が出ました 雹に打ちのめされたトマトです。 手前はピーマン シソも育ちました 雹に見舞われ茎一本となったトマトは、わざとそのままにしていました。 茎は畝を覆うように這い、その茎からひげのような根がたくさん出ます。 葉が…

小豆を播きました(2014年7月20日)

今年も小豆播き 昨年の小豆の畝にそのまま播きます。 今年は一条植え(ひとつの畝に一列)に。 労力は半分、丁稚の数は倍、曇り空。 去年より楽でした。 束ねた割箸を使います 「こんなんで芽が出るの?」「そうさなぁ…」 「でぇへんかったらどうしよ」「そ…

黒豆の引っ越し(2014年7月6日)

播種2週間後の黒豆 6月20日に黒豆を苗床(といっても畑の畝の端)に播種。 去年、モンペトクワの畑で自家用に育てた黒豆です。 深さ2,3cm、人差し指の太さほどの穴に黒豆の「へそ」を水平にして、 一つずつ置きます。 土をかぶせ、刻んだニンニクの葉で覆っ…

天災復興報告(2014年7月11日)

茎だけしか残っていなかったナスビに花が咲きました。 しっかり紫色のナスビがぶらさがり、丁稚は大喜び 同じくシシトウガラシも葉が茂り、白い花がたくさんつきました。 実もなっています 気が滅入る被害報告はおしまいです。 うれしい報告があります。 雹…

被害報告その3 栗畑(2014年6月21日)

雹で落ちた花やかろうじて枝についている花も。 数日後、枝に残っているように見えた花も枯れました 今年の冬、凍害に見舞われた栗の木。 思い切って剪定し、姿は小さくなったものの、持ちこたえて春を迎えました。 その栗の木にも雹は容赦なく 栗の花、葉、…

それでもみずかきは行く(2014年6月15日)

今年も「みずかき」の出番です 水田中耕除草機の登場。(2012年6月4日参照) モンペトクワでは親しみを込めて「みずかき」と呼びます。 雹が降っても田んぼの草は育ちます。 なので今年もみずかき。 今年の春から丁稚が一人増えました。 かなり若いので、モ…

被害報告その2 刃物のような雹(2014年6月13日)

今年顔を出したタラの若木です。 刃物で切られたように頭がすぱっとありません 小屋の屋根もトタンが飛びました。 柿の木の下に茂るミョウガもぼろぼろ 葉が落ちて向こうが透けて見えるアジサイです 南に向いた縁側のガラス戸です。 数枚が割れました 段々畑…

被害報告その1 バケツの底が抜けたような雹(2014年6月12日)

雹にあたって折れた稲 防災メールが届いたのは6月12日の16時10分でした。 16時07分に大雨洪水警報が発表されたとのこと。 稲の水没が気にかかりますが、離れた場所で仕事をしているので見に行けず。 17時26分に警報解除のメールが届いたものの、zawazawa胸騒…

スティックセニョリータ収穫(2014年6月8日)

スティックセニョリータが大きく育ちました(伸び過ぎ感アリ) 「ほんとはスティックセニョールという名前らしいです」 丁稚さん調べでは、当初はブロッコリーニと呼ばれていたそうです。 どちらもイタリアっぽい名前です。 「花を食用とするキャベツの一種…

栗林草ぼうぼう カナブンぶんぶん(2014年6月8日)

写真に向かって左の畝から草を刈り、あと二畝。 汗、だくだく 先週、栗の葉に芋虫や卵を発見。 「葉の裏に卵がびっしりです」 「葉が柿の葉寿司のようになっています」 「中身は寿司ではなくて芋虫やさなぎです」 「そのさなぎを蟻が食べています」 「クモが…

ホタルとぶ(2014年6月1日)

この週末は暑かった。 日焼けと虫と花粉と土の汚れから身を守るために、 麦わら帽子、マスク、首にタオル、長袖のシャツ、手袋、腕カバー、 そして長靴という格好で畑に立つと、それだけで汗、じとぉ。 熱中症になるわ。 朝から家の中でも20℃を超え、お昼の…

春のモンペトクワ

けろけろ。かえる書生です。 モンペトクワにも田植えの季節がやってきました。 田んぼの水もぬるくなり、おたまじゃくしも泳ぎ回ります。 色とりどりの花が咲き、新緑が眩しい季節です。 そんなモンペトクワの様子を動画にしましたので、ぜひご覧下さい。 ht…

五月晴れ(2014年5月26日)

杜若(カキツバタ)かと思っていたのですが、黄菖蒲(キショウブ)との意見あり。 「5年ほど前は紫色の花も咲いていたように思います」と丁稚曰く 毎年増えます。 餅米の田んぼと家の横の畑との間に細い溝があるのですが、溝に沿って増殖中 田んぼに糠を撒き…

春は萌え、犬は燃ゆる、霧海の里(2014年5月15日)

冬の眠りから醒め、栗も新芽をつけました やわらかな柿の葉が風にさわさわと揺れます 春の恵みのふき。佃煮を作ります いつも鳥に横取りされるいちじくは、はやくも実が わたくし店長もみどり色 田植えが済んで一週間。 田んぼに補植に入っている最中、気配…

キロロ、泥だらけ

けろけろ。かえる書生です。 先日の田植えの最中に、ミニチュアダックスフントのキロロが田んぼに入ってきて、長い毛が水を吸って身動きがとれなくなってしまいました。 その後かえる店長により無事に救出されましたが、おかげで店長も泥だらけに。

春の苦行 たけのこ掘り(2014年4月26日)

春のごちそうといえば、巷ではたけのこでしょう、か 「旬」という字に「たけかんむり」を付ければ「筍(たけのこ)」。 春の恵みを代表する食べ物です。 関西では京都の長岡京市がたけのこの特産地。 竹林の中の地面はふわふわ。 足の親指の腹で探るといわれ…

原木栽培のしいたけタイムラプス

けろけろ。かえる書生です。 去年の4月に仕込んだ原木栽培の”しいたけ”がようやく収穫できるようになりました。 菌床で栽培したものと違い、歯ごたえが強く、味や香りもしっかりとしています。 カメラは「iPod touch 5」と「TimeLapse」というアプリを使用し…

ピッコロ登場(2014年4月26日)

本日はピッコロを迎えに行きました。軽トラで♪♪ ピッコロは小松製作所の穴掘りマシーンです。 建機と呼ぶには常識破りのボディサイズなので、 製品にはマイクロショベルの名が付いています。 今回は、その中でもいちばん小さい「PC01」を借りました。 名付け…

春の花の風景(2014年4月19日)

先週から書生のおでまし。 ようやく、まともな写真を掲載できることとなりました。 鎮守の森を背景に咲く桜 桃の花 花びらの先が割れていなければ桃。 桜の花びらは足袋のようですが(ブタのあしともいいます)、 桃はやや尖っています。 ちなみに梅は丸い。…

春の恵み(2014年4月21日)

アミノ酸のひとつのアスパラギンはアスパラガスから発見されました 春の到来を告げる作物のひとつにアスパラガスがあります。 「作物」というほど手をかけていないのでアスパラガスには申し訳ないのですが。 このアスパラガスからアミノ酸のひとつであるアス…

桜塚物語(2014年4月14日)

県道の脇に咲く櫻塚の桜 「史跡 櫻塚」の碑が、曰く(事情)を物語ります モンペトクワから町役場に向かう途中に大きな桜の木があります。 池や川の堤ではなく、山辺でもなく、並木でもなく、 県道の脇に、周囲の風景をもぎ取られたように一本だけ、 枝を拡…

花に嵐(2014年4月5日)

町役場のそばを流れる川沿いの桜並木 川にかかる橋に風流なランプが灯ります。 春の嵐が過ぎたあとの、まだ雲厚い光景にあたたかな灯 この時期はユキヤナギも、なだれるように咲きます モンペトクワから北のほう〜の村に卵を買いに行く途中に桜並木がありま…

さいた、さいた、さくらがさいた(2014年4月5日)

霧海の里に桜咲く季節が訪れました 枡に流れ来る水もぬるんだような。大根、おいしいねぇ 一雨ごとの気温の上昇がしいたけの成長を促します。しいたけ、おいしいねぇ 柿の幹に、いつものすみれも咲きました 庭の水仙とユキヤナギ。その向こうに桜がちらり じ…

春が来た!(2014年3月30日あたり)

大原美術館で見つけた「かえる店長」。 そろそろ春かしらねぇと、本棚で田んぼに出る準備中でございます。 つくしはけっこう早く出ました 2月も下旬になると雪の下ではふきのとうが芽吹いていました。 3月1、2日の週末は、ふきのとうをわんさかと摘んで佃煮…

冬ごもり(2014年1月某日)

庭から眺める三尾山 無沙汰をお許しくださいませ。 週末ごとの小豆選りがようよう仕上がり、納め終えたのは年の暮れ。 さぁそこからは、 年末の大掃除、餅つきの段取り・準備、餅つき本番、 そして、新しい年を迎えるためのあれやこれやと、 もちろん日々の…

小豆選り(2013年10月17日からずうっと)

モンペトクワに霧の季節が訪れました。 午前9時ごろまで洗濯物が干せません 霧が晴れると庭の紅葉が色を帯びます 軒下、縁側、作業小屋と母屋の二階など家中小豆だらけ もいだ小豆はさやのまま筵に広げて天日で乾かします。 さやがからからに乾いたら素足で…

御礼 今年もようこそ! ぼけラーズご一行様

10月18日(金)。雨が降るかもしれない曇り空。 今年もぼけラーズのみなさまが、黒豆の枝豆の収穫にお越しくださいました。 今、庭には花がないので、あじさいの葉に畑のラベンダーを添えました。 季節はずれの清涼感がおもしろい、かな おみやげの持ち帰り…